2010年10月22日金曜日

トリエンナーレ第二弾

更新遅れちゃいましたが!
1o日にトリエンナーレ第二段!長者町会場を回ってきました〜!
秋晴れのとっても気持ちいい日で、名駅から散歩しつつ向かいました。

会場は伏見駅の近くなんですが、オフィス街一歩中に入ると昔ながらのちょっとさびれた商店街なんですね。
車もあんまり通ってなくて、静かで、かわいいカフェとか雑貨屋さんとか、本屋さんがあって、何か普段来ても楽しそうだったよ!

これくらいの落ち着き加減が私は心地よくて好き。
栄とかで買い物してこの辺まで歩いてきても楽しそうかも!
私あんまり冒険しないタイプだから、こういったとこって何かきっかけがないと見つけられないんだよね〜、だから今回はとっても得した気分☆
友人の皆様、ぜひ今度一緒に開拓しに行きましょーぜ^^

そして私の大好きな写真家のマークボスウィックの作品を見てきました!
も〜ねぇ、私の大好きな世界まんまだったよ。
清々しくて、懐かしくて、少し怖くて温かいかんじ。
私の中ではおじいちゃんちの屋根裏から出てきた昔のアルバム見てるかんじに近いです。
+洗練された感はもちあるけど。笑

草を押し花にして写真と一緒にコラージュしたり、糸で紙を巻いてみたり、うっすらえんぴつ書きなとこ、時間帯とか光加減、私が好きな物の作り方と似てて、ちょっぴり共通点があって嬉しかったな^^
興奮して写真撮りまくってしまった。笑












あと額を重ねておいたり、枯れちゃった植物の使い方、小ビンの置き方、本の積み方。部屋のインテリアのお手本になりそうなテクが結構あったよ!無造作においてあるようなのにバランスがいいんだよね〜私も今度やってみようっと♪































それから馬や鳥をモチーフに選んでるとこも私のツボでした。
私、走る馬とか大好物で、(競馬じゃないよ笑)あと鳥の群れ。どんだけでも飽きずに見てられるの!同じように魅力を感じる方、いたらまた語りましょう♪笑

あと植物の絵は、私が小さい頃、人物を描くのが嫌いで、花とか木ばっかり描いてたの思い出したよ。自分で新種の花とか発明してめっちゃ描いてたの!チューリップから星がいっぱい生えてるちょーゴージャスなやつとかね。あとかたつむりと蟹ね。笑 懐かしい。絵残ってるからまた機会があったらアップするよ^^


それにしても今回はおもしろいの沢山あったよ〜!長者町会場おすすめ!

Mボスウィックの作品見れただけでも十分満足してたのに、他の作品で「わぁっ」と鳥肌立つ瞬間が何回もありました。

会場のせいもあるのかなぁ、今は使われていない昔の商社ビルとかを借りて展示をしてるから、アンティークな雰囲気とか人間味みたいなのがプラスされて、美術館で見るのとはまた違った趣があるんですよ〜。良い意味で気持ち悪いというか、深みがあるというか。
←こんな足踏み外したら大けがしそうな急な階段がいくつもあったよ。
昔の階段で何でやたら急なんだろうね、
おばあちゃんちの階段みたい。
危ないからお姉さんが立ってくれてます。

↑というかまさにこれでしょ!笑
こん時私の頭ん中にこの風景が浮かんだよ。










ではではちょっと作品紹介。














これは既成の商品をひたすらやすりにかけるっていう作品。
それだけで丸みをおびてとっても温かみがでるね。なんでこんな事思いついたんだろうね…すごいよね。お土産によく売ってる木彫りのクマも優しい表情になってておもしろかったよ。
プラスチックの縦笛もやすりがかかると木でできてるみたいだった!
右奥はダウニーっぽいな。



























これも好きでした。部屋にぎっしり紙粘土のオブジェが。ラピュタみたい。
この部屋のかわいいよね。とりわけ窓が素敵。

←これ屋上にあるヘリポート。
ちょーちっちゃいの!笑
「ここには停まれないでしょー」と友人と爆笑してしまった作品。
↓図鑑から飛び出すチョウチョ。ひとつずつカッターとかでくり抜いたのかな、この部屋全部の壁が図鑑の蝶で埋め尽くされてて圧倒でした。































これはサイコロがびっしり。


それから子供たちの「どんなじごくにいくのかな」って作品があってね、よこにスクリーンでその子たちが作った地獄の説明したビデオが流れてるんだけど、それがとってもかわいくって微笑ましかったよ。
「牛乳地獄」とか、絶対牛乳きらいやん。みたいなのとかね、
「消しゴムかしてくれなかった人が行く地獄」とか、結構つっこみたくなるでしょ!?
キッズの発想ってほんとおもしろい^^



そして一番びっくらこいたThe 鳥肌もんはこちらの部屋!

じゃ〜ん
これすんごくないですかー!?
壁と畳までも一面絵で埋め尽くされていて、すんごい空間でした。
てか私あんまり笑ってないね、笑える。笑

浅井祐介さんの『室内森』っていう作品。
ほんとに森の中みたい。インディアンアートのような、古代壁画みたいな絵。
このへたうまなかんじ大好き。
私たちの見た時間帯、ちょうど絵の隙間から陽が差してて、ほんっときれいだったよー。
ペンだけじゃなく、マスキングテープと土や粘土も使って描いてるんだって!マスキングテープのつるが部屋を出て入り口の階段下まで続いてて、そういう小技も素敵です。








そしてこちらのビルの壁の絵も浅井さんが描かれています。
巨大な手がビルに落書きしてく光景はとってもおもしろかったよ、音もなくて、ただ淡々と描かれては消され、また新しい絵が描かれてくの。































知らずに歩いていた人が足を止めて見入る姿とか、みんな壁の方見て立ってる姿とか、その立ってる姿見て、通ってく車が何事かと速度弱めるのとか、この光景全体がおもしろくて仕方なかったもんな〜。
やっぱそこまで含めのアートなのかしら。毎度思うけど、アートって深いね。

実は広小路ビルの展示も見たんだけど、長くなっちゃうので、またの機会にしますね。

私の作るものって、深い意味はないけど、(いや、何か意味があるのかもしれないけど、しっかり考えてみたことがないだけかも。)何となく私にとって見ててバランスが良かったり、心地よかったりする空間の配置だったりします。
作るというかそういうのを生活の中で見つけて楽しむのが好きなんですよね、(最近は専ら服のコーディネイトや部屋の模様替え、生活のリズムやこのブログだったりするんですが、)
みんなが音楽作ったり映像や写真撮ったりするのが好きなように、私はそうやって空間を生活の中に作るのが好きなんだと思います。
好きだけどそれを作品って言えんのかって言われると、一つの形にし難いから、ただ生活してるだけみたいだから、そういう意味ではちょっと気負いしてたんだー。(みんなどんどんすごいの作ってくしね。)

でも今回、マークの作品のみならず、長者町会場を回って、色んな作品見て、背中押してもらえた感じがするよ^^
私は私のやり方でいいのかもーって思えて、自分を肯定したらすごく気持ちがスッキリしました。
そしてこれからももっと頑張れそうだよ。来て良かったな。


最後に今日のランチ。
















久々に猿カフェでハンバーグプレートをぺろりと頬張りました。

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