2012年1月7日土曜日

INVITATION

新年初映画!!
INVITATION見てきたよー!
ロボットが恋をするストーリー(アイム ヒア)とセンダックを追ったドキュメンタリーの短編集なんだけど、さっそくのトレーラーはこちら!↓




I'm hereは、あー切なかったー><
ストーリーは、ロボットが人間と同じように生活する近未来で、
淡々とした生活をおくるロボットのシェルドンが、天真爛漫な(ロボットの)フランチェスカに出会い恋をするんですねー。
で、散歩したりライブ行ったりデートを重ねるんだけどさ、まぁ、彼女がおっちょこちょいというか、ちょっぴりぬけてると言うか…。
何度も事故にあって、その度に体のどっかを無くしてきちゃうんですよ。手とか足とか…。
で、そのたびに彼は自分の手や足と交換してあげるんですね、最後の彼女の事故ったときの姿はおいおいどんな事故したのよお!?って突っ込みたくなるくらいの大損傷。彼はもちろん取り替えてあげるわけで、、そしてついに彼の体なくなっちゃうんですよー。

って話だけするとえーってなっちゃうね。
まぁ人間で考えるとぞっとしちゃうけどさ、ロボットだからまた体つけたら大丈夫なのかもよ。笑
あぁ、こんなこと言いたいわけではなくて!

心を持たないロボットが人間のように振舞うとこがミソだよね!
滑稽だけど、より人間らしさを感じさせてくれるというか。
好きな人を守りたい気持ちとか、自分を犠牲にできる愛の強さとかね、そういうんがじーんと伝わって心が温かくなったよ。

部屋に置かれてたネズミたちも可愛かったし音楽もとってもよかったー♡
エンドロールで文字が小さくて見えなかったから帰って調べた。笑
ちなみにエンドロールで流れた曲はアニマルコレクティブでしたよ。いい歌。




ロボット繋がりで、ビョーク様のミュージックビデオも載せとく。笑
「All Is Full Of Love」良い歌なのよ〜監督はスパイクならぬクリスカニンガムだけども。。
こちらもロボットだからこそ、より切なくて、より色っぽく美しいのだと思う!
胸がキュンとします♪


歌詞がすんごく良いので、それ見ながらビデオ見てみて!
泣きそうになるよ!私は大学ん時これ聞いて泣いた。笑


you'll be given love
you'll be taken care of
you'll be given love
you have to trust it

maybe not from the sources
you've poured yours
into

maybe not
from the directions
you are
staring at

twist your head around
it's all around you
all is full of love
all around you

all is full of love
you just ain't receiving
all is full of love
your phone is off the hook
all is full of love
your doors are all shut
all is full of love

あなたは愛を与えられる
あなたは大切にされる
あなたは愛を与えられる
それを信じなければだめ

それは
あなたが愛を注ぎこんだ
ところからでは
ないかもしれないけれど

それは
あなたがみつめている
方向からでは
ないかもしれないけれど

頭をぐるりと回してごらんなさい
あなたを取り囲んでいるわ
あなたのまわりは

すべては愛で満ちている
ただあなたがそれを受け取っていないだけ
すべては愛で満ちている
あなたの受話器がはずれているだけ
すべては愛で満ちている
あなたの扉が閉ざされているだけ
すべては愛で満ちているのに



ねー!ねー!じ〜んとくるよねー;;

そして絵本作家のモーリスセンダックのドキュメンタリー「みんなのしらないセンダック」。
今の私の心境とリンクしてバーン!!ときました。よかった!!

80歳のおじいちゃんなのに、あんなに悪態を吐いてばっかなとこにめちゃうけたけど、
でもでもその言葉一つ一つがとっても鋭くって的を得ていて、自分に素直で、ユーモアもあってね、笑える。
子供の頃のエピソードもよかったよ、お兄さんとお姉さんと絵を描いて遊んだ話とか、二歳の時に出会ったショッキングな事件が未だ自分の中で大きな影響を与えているって話が興味深かったです。
やっぱり子供の頃の記憶ってしっかり刻み込まれるものだよね、私も今でも幼い頃にみた映像思い出せたりするもんなー。

あとスパイクが「あなたはすごい人ですよ」ってセンダック何度も言うところ、愛を感じたなぁ。

最後にセンダックが語ったセリフがほんと胸が締め付けられそうになりました。
兄弟の絆、お兄さんとお姉さんと出会えたことがどんなに嬉しかったか、一緒に過ごせて楽しかったこと、恋人のこと、犬のこと。
死のことばかり考えてるのに、いつも不満だらけなのに、朝日が差し込む部屋でのコーヒーを飲む瞬間や絵本を描く為に机に向かうわずかな時間だけは、こんなにも世界が素晴らしかったのかと思えて、自分が世界で1番幸せなんじゃないかと感じるって。自然の美しさや天気の移り変わりに感動して涙してしまうって。


とまぁ感激したわりにはうろ覚えなんだけど、私はこういうふうに(↑)とらえた。笑

もうこれっ!!ダーー(涙)ですよねー!

人生は悩むことや辛いこと、満足しないことの方がきっと多いんだけど、わずかな、一瞬の楽しさや達成感、幸福感や美しさに感動して頑張っていけるんだよね。そういうもんだよー。

って自分と都合よく重ねてうるうるしてしまいました。;;笑

素敵なおじいちゃま♡
またレンタル出たら見直したいな。


そうそう、センダックの描くかいじゅうの右の子が、いつも鬼太郎にいそうだなと思ってしまうのだけど、


調べてたらこの子。やまびこっていう妖怪。
並べると似てないかも…。

でも雰囲気わからんかな〜!笑

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